トーキング・エキササイズ 023:立ち上がり別法



再び、椅子からの立ち上がり動作についてトークしています。

ルーブル美術館のベンチ.jpg


もう一度、足をやや身体に近い位置に置いた(膝90度に曲げた)状態での、
速い動きと普通の速さの比較で、組んだ腕を立ち上がりの瞬間に重心の移動に
使っている動きが認められました;↓参照
https://www.xn--hhr204cjrltgv.com/single-post/2017/09/11/%E5%8B%95%E7%94%BB

一方、足をできるだけ遠くに置いた状態での、速い動きと普通の速さの比較では、
体幹の動きを反動として利用していることがわかりました;↓参照
https://www.xn--hhr204cjrltgv.com/single-post/2017/09/12/%E7%AB%8B%E3%81%A1%E4%B8%8A%E3%81%8C%E3%82%8A%E5%8B%95%E4%BD%9C%EF%BC%88%E8%B6%B3%E3%81%8C%E9%9B%A2%E3%82%8C%E3%81%9F%E7%8A%B6%E6%85%8B%EF%BC%89

立ち上がり動作の様々な規定(腕を使わない;腕を組むなど)が、かえって動きを限定し過ぎると
自然な動きが出なくなることもしばしばあることでしょう。その辺の問題提起の論議もしています。

どれだけ自然かつ条件を科学的に限定するかの可否は一概に決められないことかもしれません。
正常な動き=自由度を持つと考えると、科学的分析化でのデータ収集での規定の難しさ
(再現性を求める上でどうしてお必要な部分ではあるがゆえに)を再度考えざるを得ませんね。

ということで次にビデオを撮る時には、腕を完全に縛って反動として使いにくくする、
もう一つは完全にフリー(座面の指示は行わない範囲で)にして、立ち上がり動作を
見ていこうということになりました。

なぜか、
イナバウアーの定義の確認までできちゃいました。

起立(立ち上がり動作)についての論議は今回で一応終わるようなことを、
最後に言っていますが、まだ実は続いていきますので、ここに訂正してお断りしておきます。

<オープニング曲:“いけす”;/エンディング曲“ラブ・イズ・ショート”;
いずれもミニアルバム「ラブ・イズ・ショート」から>
byおとぼけビ〜バ〜
公式ホームページ:https://otobokebeaver-kyoto.jimdo.com/

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