トーク・オン・エクササイズ 041(141):



赤ちゃんの姿勢など.png


引き続き、
子どもの運動発達から大人のエクササイズやリハビリ的な運動に応用できることとは何か?
について話しています。

五十肩に代表される変性的な疾患も、
全てが加齢によるものというわけではなく、加齢とともに生活の中での身体運動(活動)の制限
あるいは定型化(限られた範囲での同じ動きが継続されること)が関与しているのではないか?

そうであれば、
子供の時には何の意識的努力なしに、環境に働きかけながら行なっていた身体運動を、
もう一度見直して(再)トライしていくことが、日々の動きの定型化を防ぐ一つの解決にならないだろうか?
といった提案をこれからのトークでも繰り広げていくつもりです。

“kizu”のフルマラソンを走り切るぞ〜う!のコーナーでは、
いよいよフォアフット・ランニングの詳しい説明です。
足の前側部分(つま先を含む)から地面に接する走り方は、
もちろんそのままつま先だけで踵をつけずに走るわけではなく、
つま先が接地した直後に踵を含む足全体が地面に接します。
これがフォアフット・ランニングです。

足が地面に接触する(着地する)フェイズ(相)では、
足の構造である横と縦のアーチ(縦のアーチはいわゆる土踏まず部分を指します)による
反発作用=地面からの反作用的力(床反力)が、前に進む力として働いています。

これが効率の良い走りの一つの要素となっています。
それ以外にもかかと設置より効率の良い理由はありますが、
それは次回以降に順序立てて話していくことになります。
お楽しみに!


<間奏曲:“いけす”;アルバム「ラブ・イズ・ショート」から> byおとぼけビ〜バ〜
公式ホームページ:https://otobokebeaver-kyoto.jimdo.com

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