トーク・オン・エクササイズ 085(185):ターンについて考える



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※コロナの影響で、リモート録音となっており、
音声の質が悪いことをお知らせするとともに、お詫び申し上げます。

今回は、
ターン動作について考えます。

子供の頃はゴロゴロ転がったりでんぐり返ったり、
頭の位置と身体の位置を変えて、前庭系の平衡感覚を鍛えていたのですが、

大人になるにつれてそういう機会を失い、
結果的に平衡感覚機能が低下していくと考えられます。

そこで、
今回のオリジナル体操に前庭系の刺激も取り入れたい、
と考えています。

その代表的な動作がターンではないかと思います。
しかし、体操を行う際にあまりにも刺激が強いと転倒の恐れが出てくるし、
それゆえ各人がやりやすいように(より安全に)アレンジしてしまう可能性もあります。

ターンというものを身体や頭の位置を変える動作と解釈すれば、
ステップとの融合や、振り返り動作との組み合わせもありうるかな、と。

振り返り動作は、
首や胸郭(上部体幹、胸椎)、股関節の可動域にも依存し、
ステップとも関係してきます。

ターンを、姿勢制御としての動作として捉え直し、
体操にうまく取り入れられれば、と考えています。

次回は、
具体的な動きの組み合わせなどについて検討します。

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