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“kizuの徒然草 in motion”の拡大版その1.です。
ここまでスクワットというエクササイズに関する運動科学文献について
紹介してきましたが、今回はスクワットvs.レッグプレスについての話です。
歌詞の関節を連動させて動かすと言う共通点を持ちながら、
スクワットはあくまで重力に抗して立位を取り続けて行うものです。
対するレッグプレスは座位の状態で重い板を押すと言うエクササイズです。
結果として、スクワットの方がスクワットのパワー効果とともに
レッグプレスでの効果も得られたのに対し、
レッグプレスはレッグプレスでのトレーニング効果はあるものの
(トレーニング特異性)スクワットでの効果
(どれだけ重いバーベルをスクワットで持ち上げられるか)は認められなかった、
というものでした。
さらに、垂直ジャンプの高さでも、
スクワットトレーニング群の方がレッグプレストレーニング群よりも
良い結果でした。
床を下に押す力を常に発揮させるスクワット動作は、
ジャンプなどのパフォーマンスを向上させる可能性を
持っていると考えられます。
二関節筋のシナジー効果についても言及しています。
<参考文献>
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27735888/
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