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今回の“kizuの徒然草 in motion”;呼吸編は、
ロシア(旧ソ連)の生理学者
コンスタンチン・パヴロヴィチ・ブテイコ(1923-2003)によって
考案されたブテイコウ呼吸法の紹介です。
詳しくは本編をお聴きになっていただきたいのですが、
特徴というか着眼点が、逆転の発想に近い興味深いもので、
今までは呼吸法といえば、
いかに酸素を組織に効率よく取り入れるか、
に重きを置いているのですが、
このブテイコウ呼吸では、
いかに二酸化炭素の排出を抑えるか、
に着目している点です。
そのために大きな呼吸は行わず、
できるだけ呼吸量を少なくしていくことに重点を置いています。
なぜかといえば、
組織に酸素を取り込むためには、
ある程度の二酸化炭素の蓄積が必要となるからです。
二酸化炭素の量が少ないと、
ヘモグロビンについた酸素が組織に運ばれず素通りしてしまいます。
この発想の転換自体が非常に興味深いものなので紹介した次第です。
実際の健康に対する医学的・生理学的効果に関しても、
文献はアhっ票されているようですが、
今回はその点については言及していません。
興味のある方はご自身でさらに調べていくことをお勧めします。
<参考資料>
ブテイコウ呼吸法【図解】
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